ディープラーニングを応用し、白黒写真を自然な色に自動彩色する手法で

ディープラーニングを応用し、白黒写真を自然な色に自動彩色する手法で、9割が自然な色合いになったという、早稲田大学で開発されたプログラムがWebブラウザから利用できるようになったというので、使ってみた。 【自動彩色した画像の1つ】  ぼくくらいの年代だと白黒写真はけっこうある。 iPhone6ケースというか、大学生あたりにならないと総天然色写真はない。高校生までの写真はすべてモノクロだし。 iPhone6ケースヴィトン風  まあ、自分のはいい。妻が小学校から高校にかけての写真にはモノクロのものが何点かあるので、それに色を点けたいのだ。 iPhone6ケースグッチそれと、証明写真が何点かあるんだが、これもモノクロだ。もちろんグレイスケールの写真も味があるのだが、もう少し生きてる感がほしい。 超人気iphone7ケース  実はこの白黒写真→カラー写真は、自分で勉強してやろうとしていて、実際に、MacのPixelmatorというアプリを使い、レイヤーと切り抜きを駆使してみたものもある。しかし、手間がかかるのだ。 シャネルiphone6 ケースこれは。  この写真は、古いモデルのScanSnapでスキャンしたデータなのだが、自炊の大量スキャンでヘッドが汚れた状態で撮ってしまったため、ところどころノイズが入ってしまい、まずそれを除去するのが大変だった。 サンローランiPhone6ケースそこで、手元にあるモノクロ写真はすべて、Omoidoriで撮り直すことにした。 ●Omoidoriでスキャン  まずはスキャン。 iPhone6ケース今回はフォトプレッサーも併用してみた。フォトプレッサーは、透明アクリル板で、磁石でOmoidoriの底面にくっつく。 iphone7ケースこれが気持ちよい。これで押し付けることで、反った写真もフラットに撮れる。 エルメスiPhone 6s plusケース別売で2700円(税込み)。  ただし、ここにゴミが付着してしまうと、ずーっとそのゴミが写り込んでしまう。 超人気iphone7ケース今回、モノクロ・カラー合わせて65枚撮影したうち、ほとんどがそのゴミのせいで再撮影ということに。気をつけよう。 シリコンiPhone7ケース  当然だが、反っていない写真は、フォトプレッサーを装着しないままで撮影したほうがいい。  Omoidoriで使ったiPhone 5c(公式にはサポート外だが使える)からAirDropMacBookに転送。 アイフォン6シャネルそこでPixelmatorを使ってグレイスケールの濃淡調整をやったうえで、念願の「siggraph2016_colorization」にかけてみた。 ●siggraph2016_colorization  Web版を作成し提供してくれているサービスをWebで提供してくれているわけだが、アップロードサイズは8MBまで、大きい画像は長辺が800ピクセルになるように縮小される制限がある。 シリコンiPhone7ケース  さあ、ガンガン彩色してもらおう。  中学生くらいから、結婚後の写真まで。 シャネルiphone6 ケース最後の写真は、次男が生まれる直前くらいなのになぜかモノクロ。このときのスウェットは模様の色もかなり近いものに再現されている。 iPhone6sケース香水風タンスやフスマもそれっぽい。  毎回このくらいうまくいくといいのだが。 iphone7ケース  自分が持っているモノクロ写真では、空や木々、地面など、テクスチャがわかりやすいものはきれいに拾ってくれるが、そうした手がかりがない場合には、人の肌くらいしか判断できていないように思える。  髪の毛や服、肌の色など、参考になる本人の画像を学習させればもっとリアルな色彩が得られるのだろうか。 ルイヴィトンiPhone6ケース将来的にはそういうオプションも出てきてほしい。Appleの「写真」アプリでも、顔認識はできるのだから、そのくらいの機能がついてもいいよね?  この元になった論文は、7月24日から行われるSIGGRAPH 2016に提出予定で、これだけ話題になったことでさらなる知見が得られた可能性も高い。 サンローランiPhone6ケースすばらしい研究なので、これからの進展を強く望みたい。  モノクロ写真をカラー化するためのフォーラムとしては、「/r/Colorization」が有名だ。ここでは作例やノウハウの交換がされていて、PhotoshopGIMPなど主要なレタッチソフトを使ったチュートリアルへのリンクも用意されている。  個人的にこうしたテクニックを身につけるのが先か、Adobeが「コンテキストに応じた彩色」機能をAdobe CCに追加するのが先か。 シャネルiphone6 ケースまあ、勉強しといて損はないよね。  Omoidoriの発表会のとき、この技術のことを挙げて「退色した写真とか白黒写真とかがうまくカラー化できる機能はつかないですかね?」と質問したところ、「戻したい元の画像が人によって異なるので難しい面がある」ということだったが、課題の1つとして検討はされている様子だった。 iPhone6ケースこれも期待。